データジャーナリズムで日本を変えよう

これまでの日本のマスメディアの問題点はさんざん議論されてきました。主なものでも下記の通り非常に残念な問題を抱えています。

●記者クラブの問題点 「画一報道」相手組織対クラブ組織という取材の形が常態化すると、画一的な報道が横行する。

「ぬるま湯」独自取材への意欲を失い、発表情報を無批判に右から左へ垂れ流すだけの仕事に疑問を感じなくなる。

「癒着」発想や思考法まで取材相手の当局や大組織に似てしまう危険がある。毎日相手の話ばかりを聞いていれば洗脳もされる。

「閉鎖性」様々な便宜供与はメディア側の既得権益と思いがちだが、本質は国民(読者、視聴者)の既得権益なのだ。外国のメディアやフリーのジャーナリストにも解放されるべきである。

●新聞社において記者・編集サイドと経営サイドが近すぎてジャーナリストの独立性が保たれていない。

●匿名記事が多く、責任の所在がはっきりしていない。
●誤報、虚報に対しての謝罪、検証が不十分である。

(日本のメディアと海外メディアの比較 – メディア・マスコミ – 教えて!goo http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6052984.html より)

勿論これらは氷山の一角です。他にも不毛な速さ、スクープ至上主義など。日本のマスメディアのクレバーさがいかに足りないかがわかるかと思います。

そんな中、最近オープンデータをソースにして新たな知見に基づいて記事にするデータジャーナリズムが出てき始めています。これならば誰もが思いついた時に好きなように記事にできると思います。但し論理的思考、サイエンス思考が必須です。そこから質的量的な議論が可能になるわけです。

これまでの日本のマスメディアの非常に悪しき行為、スクープ第一主義等から脱却するための、賢者の議論がこのデータジャーナリズムでなされると思います。そのためにデータジャーナリストも洗練されるべきでしょう。データサイエンティストと同様、これもポスドク等の博士研究者がなれる分野であるとも言えます。

拙記事で恐縮ですが

オリンピック強化費はメダル獲得数をどの程度増やすか : アゴラ – ライブドアブログ http://agora-web.jp/archives/1474767.html

オリンピック強化費を最も効率的に使っている国はどこか? : アゴラ – ライブドアブログ http://agora-web.jp/archives/1477321.html

もある意味データジャーナリズムと言えます。またこのデータジャーナリズムは今に始まった話ではなく、Honkawa氏によるウェブサイト

社会実情データ図録 Honkawa Data Tribune http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/index.html

もこのデータジャーナリズムの範疇であると言えます。昔からあるわけです。

 

他の簡単な参考記事を以下に列挙しておきます。

マスコミ、出版 – Yahoo!ニュース http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/publishing/

朝日新聞デジタル:【ネット】オープンデータを使った市民ジャーナリズムの可能性 – デジタル http://www.asahi.com/digital/mediareport/TKY201211090419.html

データジャーナリズムから学ぶ、データからのストーリーテリング。データジャーナリズムに関する初めての教科書「Data Journalism Handbook」がリリース! | BI for everybody. http://bi4everybody.com/2012/04/data-journalism-handbook/

 

真実は何なのか、という当たり前の欲求です。これからはデータジャーナリズムとサイエンス思考で、日本を変えていけるはずです。


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