中学校以降の英語教育は30年前と全く変わらない~ジャピングリッシュ

筆者は横浜市にある某銅像が立つ私立中高一貫校に受験、合格し、そこに6年間通った。そのほとんどが大学へ進学するいわゆる進学校であり、ハイレベルの学習能力が要求される。当然英語も1年生から高いレベルを要求される。それについては自分もついていくのが必死だったが文句はなかった。しかしその方法論として、英語を最終的にどのように捉えているか、という点については大いに不満であった。

即ち、英語というものは言葉、コミュニケーション手段であるべきで、点数化されるべきものではない、ということだ。よって文法は確かに必要であるが、会話がより重要であるという認識。なぜならそれだけ勉強して英語が喋れない人がなんと多かったことか、不思議だったからである。大学まで含めると10年くらい勉強しているにもかかわらずだ。全くの無駄である。

そして30年後、どれだけ変わったか、小生の息子、その友達にインタビューしてみるとあまりの不変さに失望した。これではいつまでたってもこの国は成長しないと。確かに世界の中ではmoderateであるらしいのだが(下記参考サイト)、相変わらずのヤル気のない発音、受験英語偏重、島国的思考、自分の考えを述べさせないライフスタイル、ファクターは多変量解析をするほど絡み合っているだろうが、何れにしても話せないことは変わりがない。かつて私が在籍していた研究室にいたマルタ人がジャピングリッシュと揶揄した(英語は各国でも方言があるのでその意味はおそらくアイデンティティが無い等を含めて、という意味と思われる)のも頷ける。

もっと楽しさがあってもいいと思いますよ。すべての原動力ですし。

結局は英語は言葉であるから、日本人が日本語を全員喋れるように、本来語学に得意不得意はないはずである。要は慣れの問題で日本人が日本語を24時間日本語で考えるように1時間でもいいから毎日英語(他言語)を考えるべきである。そして何より中学校以降の学習方法にプラスアルファが必要であること、即ちディスカッションに関する機会を増やすこと、自己とは何か、世界とは何か、を考えさせるコンテンツ、そのアイデア及びブレイク・スルーする人材が何より必要であると考える。

 

参考サイト:
公立中学英語の現状
http://plaza.rakuten.co.jp/qchansensei/15022/

英語能力指数
http://www.efjapan.co.jp/sitecore/__/~/media/efcom/epi/pdf/EF-EPI-2011-Japan.pdf


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