国際バカロレア資格は日本に馴染むか

哲学的及び科学的バックグラウンドをベースにした国際受験規格である「国際バカロレア」ですが、中にはご存じの方もいらっしゃると思います。

以前にもその問題を紹介したかと思いますがもう一度かいつまんで紹介したいと思います。

http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-307.html より

▲文学系の課題

  • -あらゆる意識行為は解放的なはたらきをするか?
  • -芸術作品は他の作品と同じく現実であるか?
  • -責任という論題についてのアリストテレスの「ニコマコス倫理学」からの一節を説明せよ。

▲理科系の課題

  • -欲望は現実に満足することができるか?
  • -手仕事と知的労働との対比にはどんな価値があるか?
  • -正義という論題に関するヒュームの「道徳の原理に関する調査」の一節を説明せよ。

▲経済・社会系の課題

  • -偏見と縁を切ることは可能か?
  • -労働することでわれわれは何を得るか?
  • -道徳に関するニーチェの「人間的な、あまりにも人間的な」の一節を説明せよ。

 

これを論理的思考のもとに過不足なく正確に記述していきます。正確に、というのは言葉の保つ意味を裏表なく客観的に意味が伝わるように、と理解すれば良いです。よって正解や不正解は1つだけではありません。

さてこれが日本に定着するか、という問題ですが、現時点では難しいです。但しNoではありません。私の希望としては100%定着して欲しいと願っています。それには

  • このサイトの目的であるサイエンス思考の確立、
  • 感情に左右されることなく、事実に基づくディシジョン、
  • また民族内、身内特有に見られる言語以外でのコミュニケーション、空気などを廃すること(上記の事実に基づくディシジョンに類似)、

などが必要です。これによる効果は自殺の低下や過労死などの日本のネガティブな部分を払拭する可能性のあることは以前にも述べたとおりです。

さてこのプログラム、日本に定着するでしょうか。暫くは日本特有の攻略マニュアルとかあさっての方向に行きそうな気がしますが…。

参考:「国際バカロレア」実現が見えてきた!? 教育全体への影響は‐渡辺敦司 http://blogos.com/outline/64638/


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