2012年12月3日現在のパンスターズ彗星の位置

本日現在、パンスターズ彗星の画像の情報が届いて来ません。というのも当然でして、現在の地球、太陽、彗星の位置関係は以下の様な感じになっているからです。

20121203PANSTARRS1
赤が地球、黄色が太陽、赤い楕円が地球の公転軌道で水色の点がパンスターズ彗星となります。公転面よりも南はピンク色の線で描かれており、現在はそこに位置しています。北半球からではどうにも見ることができないのはこのせいだからです。

キャプションにも記しましたが、この図の通りちょうど太陽の方向に彗星がいるため、また南の方向に位置しているため日本からはどうにも見ることができません。

因みにシドニー(オーストラリア)からですとこんなふうに見えます。

シドニーの午前3時(日本時間)、見えないことはないですが低空でしかもまだ11等級前後です。まだ慌てることはないでしょう。

まだ11等級前後ですので、これから明るくなるのをじっと待ちましょう。後それでも3ヶ月程度でその勇姿が見られるのですね。楽しみです。

 

意外と使える天文ソフトOrbitas1.19(ただしスペイン語)

天文ソフトの中には軌道要素からその軌道を立体的に作画できるものがあります。ステラナビゲーターが代表的なものかと思います。しかしフリーソフトでも概ね楽しめるソフトが見つかりました。その名もOrbitas。ただしスペイン語でところどころ不明な単語があります。そんな時はスペイン語ー英語辞書で調べてみてください。

HPサイトはコチラです。

http://www.astrosurf.com/orodeno/orbitas/index.htm

ただ侮る事なかれ。MPCのリストをベースに作画していますので、いま話題のパンスターズ彗星やアイソン彗星(ISON)も作画できます。

一例はコチラ

ISON彗星の軌道の3D描写。赤い軌道が地球の公転軌道、北極側から見ていることになるかと思います。水色がアイソン彗星です。まだまだ遠いですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は高度変化と太陽が沈んだ後の離角です。太陽高度が-18度になった時の天体の地平高度を算出できます。

アイソン彗星の光度変化と離角。近日点(2013年11月29日)付近の明るさが際立っています。高度は0度、即ち地平線よりも下になっていますが、太陽が沈んだ直後の勇姿に期待です。尾だけ見える、なんてこともあるかもしれません。

 

 

パンスターズ彗星の光度変化も見積もってみました。

パンスターズ彗星の高度変化と離角です。この場合の離角は太陽からどれだけ離れているかの純粋な離角です。

 

以上まずはダウンロードして色々いじってみてください。