Chem-Stationウェブサイトより人工光合成に関する記事

化学系ポータルサイトであるChem-Station (ケムステ)ウェブサイトより人口光合成の記事が何本かありますので紹介したいと思います。

 

太陽光変換効率10%での人工光合成を達成 | Chem-Station (ケムステ) http://www.chem-station.com/blog/2016/06/photosynthesis.html

 

こちらは太陽電池そのものではなく、エネルギーを得た後からどのような形でエネルギーを貯蔵するのか、という点に関する論文で、Scienceに報告されています。

Liu, C.; Colón, B. C.; Ziesack, M.; Silver, P. A.; Nocera, D. G., Water splitting–biosynthetic system with CO2 reduction efficiencies exceeding photosynthesis. Science 2016, 352 (6290), 1210-1213.

の論文となります。これによりますとその後のバクテリア活動に支障をきたす過酸化水素水の生成をほぼ抑え、その後のアルコール生成の効率を上げている、ということが特徴となります。有機物の合成による貯蔵可能なエネルギー効率が54%程度、太陽光による発電が18%(現在の一般的な水準と思われます)ですので、トータル約10%のエネルギー効率となるようです。

 

このChem-Stationは化学ポータルサイトとして大変わかりやすく説明されており、引き続き紹介していきたいと思います。

 

 

本日のサイエンティフィックニュース20121120

まずは高学歴ワーキングプアについての記事です。奨学金という借金を背負っているために何かしようにも何も動けない現実、あまりに研究に関する仕事が少ないために能力を活かせる仕事につけない、また民間企業でも経営者のPh.D.の使い方を知らない、などで袋小路に陥っているという記事です。

一度レールを外れるとバイトにすら就けない! 高学歴ワーキングプアの抜け出せない苦しい現実|「引きこもり」するオトナたち|ダイヤモンド・オンライン

http://diamond.jp/articles/-/28112

 

こちらは湿地に関する記事、川にできた非常に小さな湿地の回復に関するお話です。湿地は温室効果ガスのメタンが発生し、地球温暖化を促進するのではないか、との意見がありますが、実は大量の有機物が埋没可能でありカーボンシンクとして、また渡り鳥の飛来、農業などの利用、生物多様性の点などから非常に重要です。皆で守って行きましょう。

<希少植物>一時壊滅のタコノアシ 湿地回復で発芽か 神奈川・厚木(毎日新聞) – Y!ニュース

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121119-00000011-maiall-soci