3Dプリンタには3Dスキャナを

こんな記事を見つけました。

家庭で手軽に立体スキャンができる「デスクトップ3Dスキャナ」開発プロジェクトが出資者を募集中 – GIGAZINE http://gigazine.net/news/20130218-desktop-3d-scanner/

これから月面開発をする際にも3Dプリンタ仕様の可能性が示唆されているとおり、ものづくりの根底を覆すようなものであると思われます。この3Dプリンタ技術は昔から有るものですが、昨今のコンピューターの性能向上によりさらに手軽に扱えるようになっています。しかしながら製作においては3D-CADのスキルが必要であったり困難を伴います。それらのデータも将来的には手軽にダウンロード可能になるとは思いますが、自分の希望の物体が複製できたり新しい部品を作ったりするときにはこのスキャナがあると非常に便利ですね。

ツイッターやフェイスブックでも言及しましたが、この技術、日本でやろうとしたならあらゆる業界から挙ってバッシングを受けるでしょう。まだまだ町工場の制度には問うて及ばないかとは思いますが、潜在的な脅威となるからです。

確かに技術力は高いに越したことはないですが、それに固執すると周りが見えなくなります。これからの世界はそうではいけません。本件に限った話ではなく、何に対しても常に森を見てチェックしながら目の前の木を見ることがこれからの日本には必要と思われます。

3Dプリンタがお手頃価格で購入可能

インターネットで衰退する産業を羅列してみる、でも少しだけ言及しましたが、3Dプリンタがお手頃価格になって登場です。ついにIT化、コンピュータの世界がここまで来たかという感じです。

GIGAZINEさんの記事ですが、もしかすると予想以上に近所の町工場が縮小する可能性が早まりそうです。まだプラスティック成型にとどまっていますが、それでも十分機能を果たしそうです。カラー数色のオプションがあり、そのうち混合技術が高められ普通のプリンターと同じような発色する3Dプリンターが出現、材質も改良されロバスト設計可能なものとなり、そのうちありとあらゆる材質で出力可能になるかと思われます(は言いすぎか?)。

これをもし日本で発明、販売したらまずバッシングが起こるでしょう。3Dプリンタがあったらどれだけ便利なことか、とは考えず、これまでの産業構造を覆されるため、既得権益の保護がおこるからです。CDを買わせるためにインターネットからのダウンロードを、、、とか、新聞の存在価値を認識させるため消費増税の際の特例措置を働きかけたり、、、とかと同じです。とにかく時代に合わないものを無理やりはめ込んでいる気がしてなりません。

日本の思考回路の非常に悪い部分として近視眼的に極度に職人化することです。近視眼的になるあまり次世代のフォーサイトを誤り時代の波に飲まれるパターンを繰り返しています。それが起こる前に自然災害などで一度リセットされる場合もありますが、そのような時は力強い超回復を行います。日本はそのような国なのでしょう。外圧がなければアクションが起きにくい国なのです。

まあ色々述べましたが、これはものづくりの革命であり、産業構造をガラっと変える可能性が非常に高いと思われます。テクノロジーは後戻りせず、前にしか進みません。既得権の保護は結局は全てを滅ぼします。技術は人間が利用するもの、うまく活用する方法を考えるべきです。

参考:

わずか20万円台で買える3Dプリンター「Replicator2」実機使用レビュー、実際に立体物を作るとこんな感じに – GIGAZINE http://gigazine.net/news/20121204-3d-printer-replicator-2/