TEDの魅力とscientific thinking

本ブログをご覧になっている方々ならご存じの方も多いかと思うが新しいアイデアをプレゼンする場であるTED、全世界で勢いつき始めてきた。日本でもTEDでの会場を目指して予選会的な催しがなされたとのことである。英語でのプレゼンテーションなだけに多くの人は敷居が高いと思われるが、良いプレゼンターが現れることを期待している。

From TED website

しかしながらこれは本ブログでも言及してきたように日本人が最も苦手な部分、いわゆるサイエンティフィックシンキングがてんこ盛りの凝縮された場でもある。即ち、(1)オーディエンスに対していかに感動的なプレゼンテーションを行うか、なおかつ(2)そこに論理的な説得力はあるか、である。もうこれらは日本人にとってこの時点で目の細かいふるいにかけられたも同然である。(1)に関しては例えばスライドに文字を詰め込むだけ詰め込んでそれを棒読み、そんなプレゼンを皆さんは行なってきた覚えはないだろうか、(2)については少し科学的に訓練されたプレゼンターは別として、論理的な裏付けすなわち学術論文のリファレンスなどの証拠なしに脳内リファレンスを引っ張ってきていないだろうか。

TEDはこのプレゼンテーションに関して、新しいアイデア、という点にフォーカスしたことで、オーディエンスに対して、さらにはプレゼンターに対してもアイデアを持っている人なら誰でも、という門戸を開き、成功した。プレゼンテーションの基本とも言える上記scientific thinkingは日本人が訓練されて来なかったものであり、しかしながら今後必ず必要になる思考方法である。不定期になるかと思うが、今後TEDに隠された、またそのプレゼンテーションの基本的な部分に関して、具体的な説明をしていく予定である。


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